日野原氏、著名料理人など多士済々
<教育業界>『子供の食育』推進フォーラム結成
(2008年6月26日更新)
「食」とはすなわち「生きること」そのもの。日本の将来を担う子供たちの食生活・食習慣を見直し、その正しいあり方を探求しながら啓蒙していく「食育」を広めるため、著名な文化人、料理専門家らが『子供の食育』推進フォーラム実行委員会を立ち上げた。
取材・文 篠原常一郎
多彩なメンバーで発足した
『子供の食育』推進フォーラム実行委員会
「子供たちの食生活をめぐる環境は、時代とともに大きく変化してきました。放課後、学習塾などに通う小中学生は80万人以上になり、夕食を他の家族と共に食べないことが多くなっているのはもちろんのこと、食事そのものが変則的になっています。朝食をとらない子供たちの増大が、学校の授業での集中力の欠如など学習や成長の障害となっているとの報告もよく聞かれるようになりました。こうした状況を変え、親たちとともに子供の食生活を考えていく必要があると痛感した教育、医療、料理専門家など幅広い方々が集い、ことし2月19日に『子供の食育』推進フォーラム実行委員会が設立されたのです」(『子供の食育王国』編集発行人・阿久澤千恵さん)
料理愛好者や専門家の間で高い評価を集めている月刊誌『料理王国』がバックアップして設立された『子供の食育』推進フォーラム実行委員会には、実行委員長で医師の日野原重明さん(聖路加国際病院理事長をはじめ、多彩な人々が委員に名前を連ねている(本文末参照)。全国展開する学習塾経営者、歯科医療関係者、著名な料理店オーナーシェフなど料理専門家、放送作家やグラフィックデザイナーなど、多士済々。
明治44年生まれですでに90代半ばを超えながら、医療活動や評論で精力的に活躍し続けている日野原さんは、「これを生涯最後の一大事業にしたい」と情熱をかたむけている。『子供の食育王国』創刊準備号で、次のように説く。
「『習慣がつくるからだも心も』という言葉を私は30年前から使ってきました。子どもの時から、繰り返してきたよい行動はそれが習慣となり、人間が形成されていくという意味です。子どもの時から、バランスのとれた、成長を順調にさせる食事をとる、しかもそれを感謝してとるという感謝の心こそは、子どもの成長に大切なものと信じます」
全国展開する学習塾「栄光ゼミナール」を運営する株式会社栄光の代表取締役、北山雅史さんも実行委員会副委員長をつとめる。北山さんも創刊準備号で次のように語っている。
「私が日々感じていることは、大学を出てすぐ現場に立つ先生方が子供たちに教えることには限界があるのではないかということです。子供たちの心身の成長を支える食習慣を教えることはもっとも難しい問題です。『食』について家庭で教えて行くことも難しくなりつつある今、私どもが培ったノウハウやインフラを駆使し、『子供の食育』をバックアップしていきたいと考えております」
栄光ゼミナールでは、親に向けた講演会開催や受験生の学習効率アップと健康増進につながる夕食・夜食レシピを料理専門家の協力で提供したり、塾で食事をとる子供たちへの安全な弁当の配達サービスの導入などに取り組んでいるという。これらの活動を通じて、食の安全、安心についての意識を普及したいとしている。
『子供の食育王国』広報担当の松井美穂さんは、次のように述べる。
「実行委員のみなさんをはじめ、すでに賛同メンバーに参加されているコンビニエンスストアチェーンなど企業の方々の『何かしなくては』という熱意は、たいへん大きなものがあります。低コスト化など、競争力向上の取り組みに追われる中で『本当にこれでいいのだろうか?』との思いを持たれています。私たちは、広く企業からの参加をよびかけながら、『食育』に役立つ商品開発など、それぞれの立場や特性にあった具体的な取り組みを提案していきたいと考えています」
会報誌『子供の食育王国』の普及を柱に
実行委員会では、一般公募による『子供の食育』シンボルマークを決定。「食育」推進に貢献する企業や団体に使用してもらう形で普及していくことにしている。さらに会報誌『子供の食育王国』を創刊し、「食育」普及の柱としての役割を担わせていくという。
「『子供の食育王国』には、食の安全に関する独自調査と取材をもとにしたレポート記事を掲載します。従来の料理雑誌では、取り上げられなかったような食品安全問題の本質についても、率直に切り込んでいきたいと考えています。そういう意味では、『きれいでおいしい料理』についてばかりでなく、『汚い』問題も正面から取り上げます。他に『食育』に役立つおいしい料理のレシピ紹介、賛同企業や個人の取り組みについて取り上げていきます。当面、賛同メンバー企業のインフラ、顧客をベースに45万部発行でスタートしていくことにしています」(阿久澤さん)
月刊『料理王国』の編集企画部長をつとめ、7月22日に創刊される『子供の料理王国』の編集発行人に就任する阿久澤千恵さんは、「会報誌が『子供の食育』推進フォーラムによる積極的な議論とオピニオン・情報発信の場となれば」と語る。そして、教育関係機関や団体の場での講演会や勉強会開催を積極的に進めたいとしているが、すでに『料理王国』ホームページ内に設けた『子供の食育』推進フォーラムのコーナーを通じて、幼稚園や保育園、学校での保護者・教師向け勉強会への講師派遣要請が来ているという。
「確かな手ごたえを感じますね。子供の親たちの間に『食育』に対する関心が確かに広がりつつありますし、打てば響く感じです。企業のみなさんの中でも、賛同が広がっており、親と子の見学や体験イベント開催で協力をいただいております。今後、賛同メンバーへの参加をよびかけて、運動の定着と発展をすすめていくつもりです」(阿久澤さん)
『子供の食育』推進フォーラムは、賛同メンバーへの参加を個人と企業に求めている。詳しくは、子供食育推進フォーラムホームページ内、メンバー募集の項をご参照ください。
【関連データ】
子供の食育推進フォーラム 問い合わせ先
株式会社料理王国総合研究所
『子供の食育』推進フォーラム事業部
〒105-0014東京都港区芝3-1-15 芝ボートビル10階
TEL 03-3453-4343 FAX 03-3453-4344
ホームページ http://www.cuisine-kingdom.com/syokuiku/
E-mail info@cuisine-kingdom.com
『子供の食育』推進フォーラム実行委員会
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料理愛好者や専門家の間で高い評価を集めている月刊誌『料理王国』がバックアップして設立された『子供の食育』推進フォーラム実行委員会には、実行委員長で医師の日野原重明さん(聖路加国際病院理事長をはじめ、多彩な人々が委員に名前を連ねている(本文末参照)。全国展開する学習塾経営者、歯科医療関係者、著名な料理店オーナーシェフなど料理専門家、放送作家やグラフィックデザイナーなど、多士済々。
明治44年生まれですでに90代半ばを超えながら、医療活動や評論で精力的に活躍し続けている日野原さんは、「これを生涯最後の一大事業にしたい」と情熱をかたむけている。『子供の食育王国』創刊準備号で、次のように説く。
「『習慣がつくるからだも心も』という言葉を私は30年前から使ってきました。子どもの時から、繰り返してきたよい行動はそれが習慣となり、人間が形成されていくという意味です。子どもの時から、バランスのとれた、成長を順調にさせる食事をとる、しかもそれを感謝してとるという感謝の心こそは、子どもの成長に大切なものと信じます」
全国展開する学習塾「栄光ゼミナール」を運営する株式会社栄光の代表取締役、北山雅史さんも実行委員会副委員長をつとめる。北山さんも創刊準備号で次のように語っている。
「私が日々感じていることは、大学を出てすぐ現場に立つ先生方が子供たちに教えることには限界があるのではないかということです。子供たちの心身の成長を支える食習慣を教えることはもっとも難しい問題です。『食』について家庭で教えて行くことも難しくなりつつある今、私どもが培ったノウハウやインフラを駆使し、『子供の食育』をバックアップしていきたいと考えております」
栄光ゼミナールでは、親に向けた講演会開催や受験生の学習効率アップと健康増進につながる夕食・夜食レシピを料理専門家の協力で提供したり、塾で食事をとる子供たちへの安全な弁当の配達サービスの導入などに取り組んでいるという。これらの活動を通じて、食の安全、安心についての意識を普及したいとしている。
『子供の食育王国』広報担当の松井美穂さんは、次のように述べる。
「実行委員のみなさんをはじめ、すでに賛同メンバーに参加されているコンビニエンスストアチェーンなど企業の方々の『何かしなくては』という熱意は、たいへん大きなものがあります。低コスト化など、競争力向上の取り組みに追われる中で『本当にこれでいいのだろうか?』との思いを持たれています。私たちは、広く企業からの参加をよびかけながら、『食育』に役立つ商品開発など、それぞれの立場や特性にあった具体的な取り組みを提案していきたいと考えています」
会報誌『子供の食育王国』の普及を柱に
実行委員会では、一般公募による『子供の食育』シンボルマークを決定。「食育」推進に貢献する企業や団体に使用してもらう形で普及していくことにしている。さらに会報誌『子供の食育王国』を創刊し、「食育」普及の柱としての役割を担わせていくという。
「『子供の食育王国』には、食の安全に関する独自調査と取材をもとにしたレポート記事を掲載します。従来の料理雑誌では、取り上げられなかったような食品安全問題の本質についても、率直に切り込んでいきたいと考えています。そういう意味では、『きれいでおいしい料理』についてばかりでなく、『汚い』問題も正面から取り上げます。他に『食育』に役立つおいしい料理のレシピ紹介、賛同企業や個人の取り組みについて取り上げていきます。当面、賛同メンバー企業のインフラ、顧客をベースに45万部発行でスタートしていくことにしています」(阿久澤さん)
月刊『料理王国』の編集企画部長をつとめ、7月22日に創刊される『子供の料理王国』の編集発行人に就任する阿久澤千恵さんは、「会報誌が『子供の食育』推進フォーラムによる積極的な議論とオピニオン・情報発信の場となれば」と語る。そして、教育関係機関や団体の場での講演会や勉強会開催を積極的に進めたいとしているが、すでに『料理王国』ホームページ内に設けた『子供の食育』推進フォーラムのコーナーを通じて、幼稚園や保育園、学校での保護者・教師向け勉強会への講師派遣要請が来ているという。
「確かな手ごたえを感じますね。子供の親たちの間に『食育』に対する関心が確かに広がりつつありますし、打てば響く感じです。企業のみなさんの中でも、賛同が広がっており、親と子の見学や体験イベント開催で協力をいただいております。今後、賛同メンバーへの参加をよびかけて、運動の定着と発展をすすめていくつもりです」(阿久澤さん)
『子供の食育』推進フォーラムは、賛同メンバーへの参加を個人と企業に求めている。詳しくは、子供食育推進フォーラムホームページ内、メンバー募集の項をご参照ください。
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『子供の食育』推進フォーラム事業部
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※記事は作成日時点のデータですので、あらかじめご了承ください。
















