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ロードサイドタイプの全国展開スタート

B STYLE29月号より(2008年2月5日発行)

陳麻飯と担々麺という、人間の味覚を科学して、健康な常習性を突きつめた2大メニューを有する陳麻家。
従来のオフィス立地(ビルインタイプ)に加え、今後はロードサイドタイプの全国展開を図っていく。

立地特性に鑑み店鋪ごとに工夫

(上)コンビニの居抜き物件だった水戸河和田店。(中)水戸河和田店内。(下)2大メニューの担々麺と陳麻飯。
(上)コンビニの居抜き物件だった水戸河和田店。(中)水戸河和田店内。(下)2大メニューの担々麺と陳麻飯。
 ロードサイドタイプの1号店としてオープンし、これまでパッケージのブラッシュアップをはかってきたのが水戸河和田店だ。コンビニエンスストアからの居抜き物件で、50坪の店舗面積に56席を配している。

 昨年5月のオープン以来、さまざまな試行錯誤を繰り返し、より精度の高いパッケージを目指してきた。特徴的なのは、メニューの多様性。

 従来のビルインタイプでは陳麻飯と担々麺という2大メニューが、フードオーダーのほぼ100%を占めていた。それは店周辺で働いているサラリーマン・OLが客層であったためだが、ロードサイドタイプの客層は、近隣住民。つまりファミリー層が中心となり年齢層も幅広くなるために、より多彩なメニューが必要となる。

 事実、現在までに14品目のメニューが投入されているが、顧客へのアンケート調査では、「ごまだれ野菜めん」が81.3%、「あんかけかた焼きそば」が62.5%など、新メニューも高い支持を得ている。
 
 それはリピーター数にも反映し、昨年12月には過去最高の3453名を記録。あわせて行なった来店者の満足度調査でも、100点満点のなか、平均85.2点という高い満足度を獲得した。
メニューが増える分、従来のビルインタイプよりも、キッチンのオペレーションは煩雑となるが、それは顧客ニーズへ対応していることの証左ともなる。

 もちろん本部としてもサポート体制を完備。オプションのため別料金が発生するが、半年や1年など期間限定で、人材採用・育成、組織作りなどさまざまなアドバイスをスーパーバイザーから受けられる仕組み作りをしている。

異業種参入でも多店舗出店が可能

ロードサイドタイプでは、郊外ファミリー層向けのメニューをラインナップ
ロードサイドタイプでは、郊外ファミリー層向けのメニューをラインナップ
 陳麻家は、ライセンス事業のため、開業時こそライセンスフィーが発生するが、以降のロイヤルティなどは発生せず、基幹食材以外の食材仕入れなども基本的に自由となる。

 しかも加盟店の本業を活かし、ノウハウを相互融通するため、現在でも、たとえば麺の卸し、店舗デザイン・施工などは、加盟店同士で協力しあっている。本業にも貢献しつつ、かつ低料金での融通となるため双方にメリットが生まれている。

 ブラッシュアップを終えたロードサイドタイプは、いよいよ全国展開スタート。1月末から茨城県に2店舗、栃木県に1店舗、兵庫県に1店舗と出店が続く。いずれも本業が外食以外という、異業種からの参入である。

 基本的には、社員ひとりで運営ができるという効率的なオペレーションであり、異業種から外食初参入の企業も、わずかな期間で多店舗出店が可能だ。

※記事は作成日時点のデータですので、あらかじめご了承ください。

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