<朝礼ネタ>「日本はなぜ地震が多い?」 | Biz STYLE

Biz STYLE 経営者・経営幹部のための総合経営情報サイト

Biz STYLEホーム > ビジネスマガジン > <朝礼ネタ>「日本はなぜ地震が多い?」

ビジネスマガジン

日本人にとって地震問題は避けて通れない

<朝礼ネタ>「日本はなぜ地震が多い?」

株式会社リンク・ソリューション Biz STYLE編集部

日本は地震がとても多い国であることで有名です。2011年に甚大な被害をもたらした東日本大震災は記憶に新しいですし、2016年の4月に熊本で発生した熊本地震でも、震災は大きな爪痕を残し、今なお避難生活を余儀なくしている人々が大勢います。
日本は世界有数の地震大国であり、全世界で起こる規模の大きな地震のおよそ20%は日本で起こっています。そして島国である日本は地震による津波の被害も懸念され、時には大きな被害が発生します。一体なぜ、日本は地震がとても多いのでしょうか?

■地震の震度とマグニチュード
 地震の大きさを示す値には「震度」と「マグニチュード」があります。震度とマグニチュードの関係性は、電灯そのものの明るさと部屋の明るさに例えることが出来ます。
 電灯の真下にいればとても明るく見えますが、そこから離れるほど体感する明るさは減ってきます。そして電灯自体の出力が弱い場合は遠くまで照らすことが出来ません。しかし出力の弱い電灯でもその真下ならばそれなりに明るくなります。これが震度です。
 一方、マグニチュードとは電灯の出力そのものを指します。そのため真下で明るく見えても、電灯から離れても暗くても、電灯の出力の値は変わりません。これが地震の規模を示すマグニチュードです。
 震度とは部屋のどの位置にいたかで決まる、体感できる明るさです。電灯の真下にいれば最も明るく感じるため、その場所がもっとも震度が高く、出力の弱い電灯では部屋の隅まで明るさは伝わりません。電灯の出力自体(マグニチュード)が高ければ、部屋の隅にいても明るさが伝わります。そのためマグニチュードの大きい地震ほど、広範囲に高い震度を観測します。
 以上のようにマグニチュードはその地震の規模そのものを示す値であり、震度は各々の場所での揺れの大きさを示します。

■地震の原因となるプレート、地球の地面は常に動いています
 地球の構造はもっとも中心の核となる非常に高温の熱源があり、その表面をプレートという岩で覆われています。このプレートが陸地であったり、海底であったりということです。プレートは地球全体から見ると非常に薄い膜といえ、例えるなら中に液体が詰まっている風船のようなものです。地球上の全生物はその風船のわずかな表面で暮らしていることになります。
地球を覆うプレート
地球を覆うプレート

 このプレートは一枚で繋がっているわけではなく、十数枚がくっついている状態です。そしてそれぞれが別の方向に毎年数センチ程度という、非常にわずかながら、動き続けています。このプレート同士がお互いの方向に動くことによって力が蓄えられ、この力が解放されることで起こるのが地震です。
 日本の国土は、なんと4つのプレートの継ぎ目の上に位置しています。そのため日本は世界有数の地震多発地域であり、今度も東海地方、南海地方、関東地方、千島付近などで直下型の地震が起こることが有力視されています。

■地震による津波のプロセス
 プレートはそれぞれ高さが違い、高い位置にあるプレートが陸地、低い位置のプレートは海底となり、その上が海となっています。
 陸のプレートと海底のプレートがお互いの方向に動くと、その境目では海底のプレートが陸のプレートの下に入り込んでいきます。当然陸のプレートの下に余裕のある隙間は無いためにm海底のプレートはだんだんと歪んでいきます。
津波の発生(イメージ)
津波の発生(イメージ)

 その歪みに耐えきれなくなった時に、海底プレートは上の方向に勢いよく跳ね上がります。この衝撃が地震となるわけですが、海底プレートが突然上方向に跳ね上がるということは海底が突然もり上がることになります。
 そうなると当然海水が持ち上げられ、持ち上がった海水は周囲に広がっていきます。これが「津波」です。日本の近海の海底もプレートの境目が多く広がっているため、日本は常に地震、及び津波の危険性がある地域といえます。
 津波は水深が深いところで起こるほど、盛り上がる水量も多く、大規模なものとなり、津波そのもののスピーも上がります。水深がおよそ100メートルの海底で起こった津波は時速100キロ程度、水深が500メートルの津波は時速250キロ程度、そして過去、水深が5000メートルという深い海底で起こった津波では時速800キロという、ジェット機並みのスピードとなります。仮に沿岸で津波を目視してから逃げるのでは、ほぼ不可能な速さです。
 当然スピードの速い津波ほど破壊力も凄まじくなります。日本の建物は地震を想定した耐震性にはそれなりに優れていますが、津波による直接的な破壊力にはほぼ無力です。これは先の東日本大震災で発生した、大規模な津波による甚大な被害を思い返せば、その恐ろしさは充分に伝わると思います。
 津波が発生した場合、波は一回だけとは限りません。広い範囲での海底のもり上がりが発生した場合には、沿岸部に繰り返し襲ってくる可能性があります。沿岸付近で大きな地震を感じたり津波警報が聞こえたりした場合には、とにかく高い場所に避難するようにしましょう。水の性質上、津波の高さよりも高い場所に避難すれば、たとえ波が届いたとしてもその勢いはかなり削がれているはずです。

 地震大国である日本は地震研究も最先端であり、地震対策も世界屈指であるべきです。我々日本人にとって地震問題は避けて通れない死活問題といえます。


※記事は作成日時点のデータですので、あらかじめご了承ください。

関連カテゴリ

関連記事

関連記事

RSS Feed

Biz STYLE RSS
RSSについて
<朝礼ネタ>「日本はなぜ地震が多い?」:中小企業経営・新規事業ほか企業経営に今すぐ役立つ! | Biz STYLE

新規事業/フランチャイズ情報:外食 | 美と健康 | 教育 | 食品流通 | 保険・不動産 | 支援ブランド
セミナー/イベント情報:経営セミナー | 事業説明会 | 経営課題別研修

Copyright ©2014 Link Solution Co.,Ltd.

経営者と経営幹部のための、経営情報・経営セミナーの「Biz STYLE | ビズスタイル」